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宅配業界のお届けスピードは、ついに爆速の時代へ!

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おはようございます。dorayakiです。

月曜日ですね。なかなか腰は重たいですが、エンジンかけていきましょー。ということで、本日のアイスブレイクネタ記事です。

通勤途中や朝のコーヒータイムの片手間にでも読んでいただければと思います。

今日はテレビ東京ガイアの夜明けより。

インターネットサービスの普及やコロナによる巣ごもり需要も相まって、ネットでの小売りの形態も様変わりしてきています。

小売り業や文字通り物やサービスを流通させる物流業は、我々のライフラインの一つですので、今後の動向は注目しておきたいところであります。

成長する物販系ECサービス

コロナによる行動変容、特に自粛によりどうしても家で過ごすことを余儀なくされることもしばしばある昨今、いわゆる巣ごもり需要により、ECサイトなどの、いわゆるネット小売り業は市場としても非常に伸びている業界であります。

経済産業省の令和2年度電子商取引に関する市場調査によると、2020年度の物販系分野におけるECの市場規模は2019年度と比較して、約21.7%の伸びを見せています。市場規模としては、12兆2千3百億ほどになります。

一方で、旅行やイベント系などのサービス系分野が大幅にへこんでいる関係で、ECの市場全体としてはマイナスという切ない結果ではありますが、、

物販系サービスとは、Amazonや楽天、ヨドバシドットコムなどのECサイトやイオンや東急ストアなどの小売業が展開するネットスーパーなどをイメージしてもらえるとよいと思います。

出前館やUberEats等のフードデリバリー系は、サービス系分野に該当するようですが、その中では伸びている分類のようです。

いずれのサービスにおいても、品揃えはもちろん、最終的にユーザーの手に届ける宅配の品質という点においても、ユーザーがサービスを選ぶ重要な基準となっているといえるのではないでしょうか。

特に欲しいものがすぐに届く”スピード”という点は、かなり重要度が高いといえるでしょう。

そのスピードを重要視するあまり、過去に物流業界とひともんちゃくあったことは、また別のお話で…笑

爆速でのお届けサービス

届けるを極める!のキャッチフレーズのもと展開されているのが、爆速でのお届けサービス、「OniGo(オニゴー)」なるもの。

専用アプリからの注文で10分以内に生鮮食品などの商品が届くという、オンライン専用の即配スーパーです。

「ダークストア」という新たな業態として定義されているようで、米国、欧州や中国で急成長を遂げている業態のようです。

小売り業のオンライン化自体は以前から進んでいたものの、このコロナにより実店舗の閉鎖が相次いでいる会社が大量に発生したことも受け、近年急速に進んでいるとのこと。

ちなみに「ダークストア」とは、実店舗自体は存在するものの、お客はそこで買い物をすることはなく、客からのオーダーを受けた配達員が商品をピックアップし届けるようなものとイメージしていただければ大丈夫かと思います。

10分以内での宅配ということで、いかに顧客の近くに、網羅的に店舗(ダークストア的には商品を置いておく倉庫のようなものとイメージください)を設置するか、ということが重要となってきます。

そこで、Onigoはコンビニ大手のローソンと協業を開始しました。Onigoのアプリから、ローソンストア100の商品を注文することができるようになり、注文を受けたOnigoスタッフが商品をピックアップしてお届けするというスキームを取っています。

ローソン100は店舗の客層拡大につなげることができ、Onigoは、ダークストアの拠点展開や品揃えの充実につながるなど、お互いにメリットのある協業ですね。3年後には、100店舗規模にまで拡大することを目指します。

コンビニは、同じ企業でも下手すると道路の向かい側に立っているような感覚にあるくらい、網羅的に設立されているので相性抜群といえるのではないでしょうか。

今後は、コンビニ二とどまらず、スーパーなどとの提携も行って行くのだろうなと思うと、小売り版UberEatsだな…と考えていたら、UberEatsはローソンと2019年から協業しており、2020年の段階で導入店舗が1000店舗を到達していたようです。

うーん、さすがですな笑

地方や過疎地での展開をどう考えるか

サービスの性質上、都心やその近郊では、ビジネスとして成り立つのではないかと思います。

一方で、地方や人が少ない過疎地へのビジネスの展開をどうするか、という点は、個人的には注目してみたいところであります。このあたりは、Onigoのサービスに関係なく小売り・物流業界全般の課題といえるでしょう。

このような宅配サービスは、地方部に行くほど必要性やニーズは高い一方で、数字だけで見た場合の需要の絶対数は少ないため、ビジネス的にはうまみが少ないという、いかんともしがたい溝が存在します。

世の中的には、ロボットやドローンで運ばせる、自動運転車が走るようになる、ということはアイデアベースでは語られてはいるものの、技術的な課題やコスト、法や制度整備のことも相まって、社会実装・普及にはまだ時間がかかるのではないかとみています。

こういった背景を踏まえると、サービスとしてどれほど成長していくかという点と、事業者や業界がこういった社会課題に対してどのように向き合っていくか、という点も含めて、見ていけるとよいなと思っています。

ということで、本日はここまで。

この記事がみなさまの本日のお仕事の一助になれば幸いです。

それでは、本日も頑張りましょう!いってらっしゃい~

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