2020おはようございます。dorayakiです。
今日も一日お仕事頑張っていきましょー。ということで、本日のアイスブレイクネタ記事です。
通勤途中や朝のコーヒータイムの片手間にでも読んでいただければと思います。
ということで、本日もテレビ東京のワールドビジネスサテライトより。
本日も季節ネタです。この時期といえば、大学生にとっては、就職活動の時期。3/1より、会社説明会が解禁され、採用活動も本格的に始まります。コロナにより、採用活動も依然と比べて様変わりしているようです。
社会人読者の方は、当時の自分と重ねながら読んでいただければと思います。
新卒採用の動向
海外では、企業、転職なんかが当たり前の文化だったりするので、日本の新卒採用文化は、世界的にみるとかなり珍しい文化だと言われています。日本でも最近では、起業や転職もだいぶ馴染みが出てきましたが、新卒活動文化はまだまだ根強く残っていくことと思われます。
さて、そんな新卒採用の動向ですが、まずは昨年の2022年卒の結果から。
リクルートワークス研究所の大卒求人倍率調査(2022年卒)によると、2022年卒の大卒求人倍率は1.50倍。
前年の2021年卒の1.53倍から0.03ポイント減と微減であるものの、10年ぶりの下落のようです。
一方、2023年卒の新卒採用は、どのような見通しと言われているのでしょうか。
業種によっては、増減ありつつつも、トータルでみると新卒採用数は、増やすという企業の方が多いらしく、求人倍率は増加するのではないかという見通しです。そうなると売り手市場となり、学生のとっては選択肢が増えてよい傾向といえるのではないでしょうか。
増加の要因として、コロナ過により求人を絞っていいた飲食店・宿泊業の増加(+14.0%ポイント)や情報通信業(+10.9%ポイント)、機械器具製造業(+10.6%ポイント)が、挙げられています。
様変わりする採用活動
時代の流れやアフター/ウィズコロナでの採用活動ということで、私が学生だったころと採用活動も様変わりしているようです。
要因のおおきな一つとしては、なんといっても、オンライン化。この波は、企業側、学生側双方向とって影響があるものと思われます。
株式会社ディスコ キャリタスリサーチさんによると、8割以上の企業がWEBセミナーやWEB面接による採用活動を実施しているようです。
オンライン化のメリットとしては、感染症予防はもちろん、遠方からの学生の応募増や日程調整が比較的にしやすい、コスト削減につながった、ということが挙げられています。
筆者も大学は、九州の方だったので、大阪や東京の面接を受けるときは一苦労しました。移動だけで一日つぶれてしまうなんてこともあったので、それを考えるとオンライン化というのは双方向にとって出会いの機会を増やすよいツールといえるのではないでしょうか。
一方で、デメリットもあり、いわゆる「空気感」というのでしょうか、志望度や会社理解度、人柄などの定性的な面で、評価がなかなか難しいといったことが言われているようです。(筆者個人としては、対面だったらどれだけ分かるんだよ…と突っ込みたいところですが、それはおいといて。)
また、申し込みの母数が増えたことによる事務的な手間などが増えた、ということが挙げられます。このあたりは、採用活動に限らず、オンラインあるあるといえるでしょう。
採用活動のデジタルネイティブ化
大きな動向として、採用活動のオンライン化というのは、特に大手や中堅企業では、コロナ後も定着していくものと想定しています。オンライン化により、これまでスケジュールや地理的なハードルなどによって制限されていた申込数全体のパイは大きくなることが考えられ、企業側からみてもそのメリットは大きいと思います。
また、コストにおいても、オンライン化によるコスト削減は期待できるのではないかと思う。
リクルートの就職未来研究所が出している就職白書2020によると、2019年度、コロナ前における、新卒採用で1人あたりにかかる平均コストは93.6万円といわれている。100人採用すると約1億円ほどとなります。
オンライン化によるコスト削減の具体的数字は出ていないが、セミナー開催にかかる物理的な場所にかかる費用や人事部やリクルーターなどの移動費、移動にかかる時間的なコストなどが減らせると考えると、コストメリットは出てきそうだなとみています。
また、学生側も前提として「採用活動はオンラインで行われるもの」という意識が、後の世代、いわゆるデジタルネイティブ世代になっていけばいくほど、根付いてくるのではとみています。オンライン化に対応していない企業は、遅れている、レガシーな企業なーんて印象を持つかもしれなさそうですね。
企業活動のオンライン化の波は、採用活動においても止められなさそうだなぁと思います。
ということで、本日はここまでになります。
この記事がみなさまの本日のお仕事の一助になれば幸いです。
それでは、本日も頑張りましょう!いってらっしゃい~