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ドローンビジネスへの動向と国産メーカーへの期待

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おはようございます。dorayakiです。

今日は季節の節目となる五節句のうちの一つの桃の節句ですね。節句は無病息災や子孫繫栄などを願う年間行事です。世界情勢は緊張状態が続いていますが、一刻も早く終息することを願うばかりであります。。

ということで、今日も一日お仕事頑張っていきましょー。本日のアイスブレイクネタ記事です。

通勤途中や朝のコーヒータイムの片手間にでも読んでいただければと思います。

本日もテレビ東京のワールドビジネスサテライトより。

物流やインフラ点検などの労働現場や災害現場など、さまざまなシーンでの活躍が期待されるロボット・ドローン。

日本が抱える労働力不足問題を解決するためにぜひ普及してほしいところです。

日本でも2022年よりレベル4飛行(目視により常時監視することなく飛行させること)の解禁を見据えた法改正が進み、本格的にドローンが活躍する日も近づいて来ています。

一方で、市場はすでに中国メーカーが圧巻しているような状態でもあり、どこに勝機を見出すことができるか、興味深いところであります。

物流やインフラ点検分野で活躍が期待されるドローン

関東財務局によると、ドローンの世界市場規模は、2018年での1.6兆から、2025年までに約2.9兆(出典:矢野経済研究所)ほどまで伸びると期待されているようです。

ドローンの用途としては、大きく①軍需用、②機体を使用した商用サービス、③産業用ドローン、④個人用ドローンの4つに大別され、今後は②、③での活用が伸びていくとみられています。

また、国内におけるドローンを利用したサービスを分野別に見る(出典:インプレス総合研究所)と、空撮、土木・建築、点検、農業、防犯、物流などがあり、その中でも点検と物流分野は、2025年にかけて、大きく拡大していく言われています。

この辺りの分野は、ロボットや自動運転なんかと同じように、労働力不足問題の解決、防災、生産性向上といったことを目的として、普及が進められていくのだと考えられます。

日本初の水中ドローンメーカー

そんな中、国交省が行っている海の次世代モビリティの利活用に関する実証事業にて、日本初の水中ドローンメーカーfulldepth社の産業用水中ドローン「DiveUnit300」を使用し、港湾エリアにおける水中施設の点検業務を行う実証実験が静岡商工会議所、他民間企業数社により行われています。

内容としては、水中ドローンを操作し、ドローンから映し出された映像を見て、水中の港湾施設の点検作業を行うというものです。

操縦者は、ゲームのコントローラーのようなもので操作を行うことができ、水深300mの海流の中でも安定的に操縦できるとのこと。独自開発の極細のケーブルを用いることでそれを可能にしているそうな。

ちなみにこの水中ドローン、TBSの日曜劇場「DCU」でも使用されたんだとか。

水中ドローンの用途として、施設点検のほか、環境保全を目的とした、ゴミ拾いなんかも行われているようです。

空を飛ぶ方のドローンでも、自動での自立飛行の技術が開発されているので、今後はこちらの水中ドローンも自動化みたいな話も出てくるのでしょうな。

海中の地図情報をあらかじめ読み込ませておいて、特定エリアを自律的に見て回って映像を取ってくれるとか、ゴミ拾いをさせたりなんかすれば、まさに水中版ル〇バですね。

市場を圧巻する中国メーカー

そんな中、現在ドローン市場全体を圧巻しているのが、中国のドローンメーカーである、DJIです。

なんでも米国の民生用機体シェアでは76.1%を占め、世界的にも期待シェアは7割をこえているんだとか。

強みとして、技術的なところはもちろん、なんといってもお値段です。

日本の国産メーカーが1機あたり大体200~300万円ほどであるところ、DJIのドローンは、約130万円と、半額近い金額で販売されていたりします。

うーん、価格だけみると、このあたりはさすが中国といわざるを得ないですな。。

一方で、我らが日本メーカーは、ヤマハ発動機さんや双葉電子工業さん、久保田さんなどは、素人耳にもよく聞きますが、近年では楽天さん、ヤマト運輸さん、ソニーさんなんかもドローン市場に参入していきているようです。

日本メーカーとしても、ぜひ頑張ってほしいところであります。

というのも、このドローンは、機体としての技術もさることながら、やはり重要視されるのはその機体を通して得られる映像やデータなのですよね。

機体から通してみる映像はもちろん、地図や位置情報、センサーデータなんかも取得されることとなり、正にデータの宝庫となります。この辺りは、自動運転自動車とも同じような原理ですかね。

さらに用途がインフラ点検なんかになると、国として重要な施設のデータが取得されることとなり、安全保障なんかにも関わってきちゃうのであります。

この辺は、国のシステムに海外のクラウド入れるのってどうなのよ議論みたいなものと通づるものがありますね。データやその保護の重要性について叫ばれる昨今、ハードウェアとソフトウェアを一体としてみて、機器開発をしていく必要がありそうです。

ということで、本日はここまでになります。

この記事がみなさまの本日のお仕事の一助になれば幸いです。

それでは、本日も頑張りましょう!いってらっしゃい~

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